社員インタビュー
INTERVIEW

素直・謙虚・コツコツが、武器になる。
大久保 杏香(おおくぼ きょうか)
職種:業務職
所属:武雄インター店(入社4年目)
出身:佐賀県(伊万里市)
学歴:佐賀学園高校 → 福岡工業大学(短大→編入/社会環境学部)
学生時代:吹奏楽・マーチング(全国トップ相当の成績)🎷✨
趣味:吹奏楽(一般団体所属/月・木・土練習)、温泉・サウナ、ライブ遠征(TWICE/JO1)、パンづくり🍞
学生時代に夢中になっていたことは何かありますか?
“吹奏楽一本”、全国の頂点へ
中学で吹奏楽に出会って以来、高校・大学と“吹奏楽一本”の学生生活を送ってきました。佐賀学園ではマーチングにも挑戦。朝は始発で通学し、夜遅くまで練習を重ねる――そんな日々を3年間、当たり前のように続けました。練習はきつくても、仲間と一緒に奏でる音楽の迫力や、大会で得られる達成感が原動力でした。
大学でも一般短大から編入し、演奏活動を継続。全国大会のコンクールでは最高評価(実質1位相当)の点数を獲得し、仲間と喜びを分かち合いました。努力の積み重ねが結果に直結することを、音楽を通じて体で知った瞬間です。
社会人になった今も、その情熱は変わりません。一般団体に所属し、月・木・土は練習へ。仕事を終えた後、楽器を持って駆けつけることもあります。どれだけ忙しくても「やらない理由を作らない」。そんな姿勢は、日々の仕事にも自然とつながっています。
なぜホンダカーズ中央佐賀を選んだのですか?
ーー就活のリアル、コロナ禍世代の決断
私が就職活動をしていたのは、ちょうどコロナ禍の初年度。対面での合同説明会や会社訪問が次々に中止になり、画面越しのオンライン説明会だけで企業を判断しなければならない状況でした。正直、「会社の雰囲気がよく分からない」「実際に働く人の姿を見られない」という不安が大きかったです。
そんな中で検索していたのは「事務/サービス」「佐賀・福岡」といったキーワード。地元で働きたい気持ちは強くありましたが、情報が限られていた分、選択は本当に難しかったです。
最終的にホンダカーズ中央佐賀に決めた大きな理由は、身近にこの会社で働いていた先輩の存在でした。直接話を聞けたことで、ネットや画面越しだけでは分からない“リアル”な部分に触れられたのは安心材料でした。そして、オンライン越しでも伝わってきた社員さんの温かさ――画面の向こうでも笑顔や人柄の良さが自然と伝わってきて、「ここなら自分も頑張れる」と思えました。
就職活動はどうしても条件や待遇に目がいきがちですが、実際に働いてみて強く感じるのは「人で選んでよかった」ということです。雰囲気は入社してみないと本当のところは分かりません。それでも「人」で選んだ判断は間違っていなかったと、今は自信を持って言えます。
業務職のお仕事で一番大切にしていることは何ですか?
“次の人が困らない”段取りが命
店舗の業務職は、決して自分ひとりで完結する仕事ではありません。受付や伝票、部品の手配、点検入庫のご案内など、すべてが“次の工程”につながっています。だからこそ私が一番大切にしているのは、「次の人が困らないように」という姿勢です。
そのために意識しているのが段取り。お客様から依頼を受けたら、その場でToDoを整理し、優先順位を決めて処理し、最後に必ず確認します。
情報共有でも“ひと目で分かる”ことを大切にしています。伝票やメモには要点を整理して記載し、次の人が迷わないように整える。また、来店検知システムを活用し、事前に入庫予定や点検内容を把握して前倒しで準備することで、現場全体をスムーズに回しています。
さらに、お客様対応でも同じ思いを持っています。できるだけお名前でお呼びし、顔やお車、ご来店履歴を覚えることで「安心して任せられる」と思っていただけるよう努めています。
仕事後や休日はどんな過ごし方をしていますか?
オフはライブとパンづくりと、音楽のある日常
平日の仕事を終えると、そのまま一般の吹奏楽団体の練習へ向かう日もあります。仲間と一緒に音を合わせる時間は、仕事とはまた違った達成感や充実感をもたらしてくれる、大切なリフレッシュのひとときです。
もう一つの楽しみはライブ。大好きなTWICEやJO1の公演があると、福岡だけでなく大阪や東京まで足を運ぶこともあります。会場に集まったファンと一緒に盛り上がり、音楽の一体感を全身で味わう時間は、日常では得られない特別な瞬間。大きなエネルギーをもらえるので、「また仕事を頑張ろう」という気持ちにつながっています。
そしてもう一つがパンづくりです。粉をこねて発酵させ、形を整えて焼き上げる――じっくり時間をかけて仕上げるからこそ、焼きたての香りが部屋に広がる瞬間は格別です。自分自身はあまり食べないのですが、家族や友人が「美味しい!」と喜んでくれるのを見るのが嬉しくて、ついまた作りたくなります。
将来どんな存在を目指していますか?
「伝えられる人」になること
新しく入ってくる人が迷わないように、自分の経験や工夫をしっかりと伝えられる存在になりたいと思っています。私自身、入社したばかりの頃に分からず困った経験があるからこそ、同じ思いを後輩にさせたくありません。だからこそ、仕組みと言葉で支えられる先輩になりたいです。